Connect:Direct(コネクトダイレクト)

Connect:Direct(コネクトダイレクト))の概要と特徴、注意点とは?コネクトダイレクトはクレジットカード業界に限らず、海外のコンピュータシステムで使われているファイル伝送のソフトウエアです。

最初に

この記事はスターリングコマース社がIBMへ買収された以前の状況を基にした内容になります。現在ではサービス、その他の点で相違があるかもしれませんので、ご注意ください。

Connect:Direct(コネクトダイレクト)の概要

Connect:Direct(コネクトダイレクト)とは、スターリングコマース社が開発したファイル転送ソフトです。Connect:Directは主にEDIなどのバッチ処理で利用されます。日本国内において、EDI伝送といえば、全銀手順による方法、若しくはHULFTなどが有名で、Connect:Directについてはあまり知られていません。しかしながら、Connect:Directは米国ではスタンダード的なパッケージツールのひとつであり、EDI伝送ツールとして利用している大手企業は数多く存在します。よって海外と日本国内を接続する場合、海外のシステムからConnect:Directによる接続を希望されることが多いです。

なお、コネクトダイレクトは、メインフレームはもちろんのこと、Unix、Windowsなどのプラットフォームでも稼動します。伝送プロトコルもTCP/IPの他、SNAやPPPでも接続可能です。

Connect:Direct(コネクトダイレクト)注意点

伝送プロトコルなどに関してはソフトウエアのサポート終了により伝送可能でない場合もありますので、最新情報をスターリングコマース社に確認してください。また、Connect:Directは主に英語圏で使う転送ツールであり、日本語環境には適しているかどうかは不明です。(私自身は全角の2バイトコードを伝送した経験が無いため)
日本語を伝送する場合、バイナリ伝送や何らかのパッチをあてることで可能かもしれませんが、バージョンにより異なる場合も考えられるため詳細はサポートセンターに問い合わせた方がいいでしょう。

なおConnect:Directのマニュアルなどは英語ですが、日本語マニュアルも存在しています。また、Connect:Directの技術的な内容については、直接米国本部に問い合わせることもできますが、日本法人経由も可能です。

Connect:Direct(コネクトダイレクト)を使う上でのメリット

Connect:Directはメインフレームとの親和性が高く、メインフレームとUNIX間やメインフレームとWindows間でのファイル伝送でも問題なく稼動するだけでなく、短期間に大量のデータを複数ジョブで実行させるなどの安定性が定評のツールです。一旦接続環境を確立させてしまえば、その後、伝送が不安定になるなどの障害は、殆ど発生しません。

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