デビットカード

クレジットカードを持っている場合、デビットカードも持つべきか?デビットカードとクレジットカードとの相違点とは?国際ブランドとしても有名なブランドデビットカードについても。

デビットカードとクレジットカードの相違点

デビットカードはショッピングなどで利用した場合、使い方がクレジットカードと以下のような点で似ています。

  • 双方ともカードを提示して暗証番号を入れます(クレジットカードの場合は暗証番号ではなくサインの場合もある)
  • カード利用者には手数料がかかりません。(海外では利用手数料の上乗せが許可されている場合がある)
  • ブランドデビットカードであれば海外のATMで現地通貨を引き出せる(ブランドデビットカードについては後述
  • IC化が進んでいます

デビットカードとクレジットカードで大きく異なる点は以下になります。

  • クレジットカードは支払日に銀行口座から引き落とされる(口座にお金がなかったとしても支払日までに口座にお金があればよい)
  • デビットカードは銀行口座から即時に引きと落とされる(口座にお金がないと利用できない)
  • クレジットカードは与信・審査が必要だが、デビットカードは多くは審査が無く、銀行口座があれば可能(ただし当該銀行がデビットカードに対応していることが必須)

ブランドデビットカードとは

国際ブランドであるVISA MasterCard JCBのデビットカードです。日本国内に古くからあるJ-Debitは日本国内がメインで利用時間に制限がある場合がありますが、ブランドデビットカードは世界各国の加盟店であれば(クレジットカードが使える場所であれば)原則24時間利用可能です。なお同じ国際ブランドでもクレジットカードとデビットカードとは全く別物なので注意してください。

デビットカードとクレジットカードを双方持つべきか?

私見ですが、クレジットカードを既に持っていて、現在のクレジットカードのサービスに満足しているのなら、無理してデビットカードを持つメリットは特に無いと私は思っています。理由は以下の3点です。

  • デビットカードが使えるところでは大抵クレジットカードも使える
  • カードを複数持つことで、盗難などセキュリティ面でのリスクが高まる
  • クレジットカードの1回払いのみを利用している場合、キャッシュフローが後払いである利点を、わざわざ前倒しにして即時決済にする意味が無い

ただし以下の場合はデビットカードを持つメリットがあるでしょう。

  • クレジットカードを持つことができない場合
  • あえてクレジットカードを作らない場合(家族であればクレジットカードを持たせたくない場合)
  • ポイント還元やキャッシュバックなどクレジットカード以上に魅力的なサービスがある場合

デビットカードの利用金額も利用件数も年々増加傾向にあります。今後はさまざまな店舗で使えるようになるだけでなく、お得なサービスも増えてくることでしょうから、常に賢く選択し、利用していくことが重要です。

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